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April 15 ミスタークレイジーホース「ミスター・クレイジーホース」について 僕のヒッチハイク歴は北海道に始まり、アラスカ、カナダ、ヨーロッパと危ない
橋を渡りつつも何とか人の親切にあやかっているのである。 がしかし・・・。
この一台が停車した時はさすがに引いてしまった。 内部が上手くご紹介出来ないのが非常に残念だが外部のデコレーション以上に
不思議極まりないのである。 そしてこの運転手パンツ一丁だ!
人を外見で判断してはイケナイ。よーく分かっている。
が正直すごく迷った。 「乗るべきか乗らないべきか・・・。」
でもすごくネタになりそうだと僕の好奇心がうずいた。
・・・・乗ってしまった。 まずここ数年誰も座っていないと思われる助手席に山積みされた本やカセットを 後部座席へポイポイ放り投げるミスタークレイジーホース。 何とか三角座りで座席に着く事が出来た。 ダッシュボードに貼りまくられているヌード写真をチラチラ見つつ話に入る。
(女性ヌードで少し安心。) 話の切り口を探す。 ありすぎてどこから攻めていいのか分からない。 そうしているスキにクレイジー・ホースが「ワシ今からコンポステラ(*巡礼の道)行くんよー。」と言った。 この人も歩く人か。ほっ・・・。
歩く人に悪い人はいないと僕は信じている。 この不思議すぎる空間に安堵が漂う。
もっと色々話したかったが、目的地まで来てしまった。
お礼に桃を一つあげた。
ニヤーと笑いピースサインをくれた。 こんなにピースサインの似合う人を僕は生まれて初めて見た気がする。 2005 夏 スペイン・ベナスクにて
ミスタークレイジーホースの写真はフォトアルバム「ミスタークレイジーホース」でみられます。
あとがき及び注釈
*注釈/巡礼の道 サンチアゴ・デ・コンポステラについて
スペイン北西部,ガリシア地方の宗教都市。
11―12世紀のロマネスク様式の聖堂がありロマネスク彫刻群は有名。 使徒ヤコブ(スペイン名サンチアゴ)の墓地に由来し西欧最大の巡礼地。 この町への巡礼路がヨーロッパ中から延びている。有名なスペイン国内ルートが1993年,
フランスからのルートが1998年に世界文化遺産に登録された。 巡礼路には使徒ヤコブのシンボルである黄色いホタテ貝マークが点々と記され、それらをたどりながら巡礼地を目指す。
この黄色いホタテマークはシェル石油の看板と同じ。きっとここからヒントを得たのだろう。
宿泊は教会や信者さんの好意により、無料もしくは500円ぐらいとリーズナブルな旅が演出できる。
一度宿が同じになるとずーっと一緒に歩くことになるので自然とお友達になれるそうだ。 ブロンド・ギャルを追いかけるイギリス男や、雰囲気を盛り上げる為にロード・オブ・ザ・リングの様な マントをかぶり旅する若者。 仲のよいカップル。黙々と歩き続ける山好きのおじさん。 すれ違う人々はすごく楽しそうだった。出来ることならUターンしてその行列に加わりたかった。 でもピレネー縦走計画という(思いつき)計画を遂行するために涙を飲んだ。 でもいつか旅してみたいルートである。 Comments (3)
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