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July 01 アヌシーからの風 4 「後編 海底2万里オヤジ登場」 サムライ監督と話をしていると「調理場はどこだ?」と聞いてくる男がやってきた。
なんとなくクレイジーホースを思わせる雰囲気・・・。
注釈・ミスタークレイジーホースはスペインで出会ったすごいマユゲの持ち主。
その男はフランス語で俺の爺さんがどうのこうと言っている。
「あなた達は日本人」
「ええ まぁ 一応・・・。」
「君達はジュール・ヴェルヌをしってるかい」
「じつはね僕のおじいさんなんだよ。うぃひひひひひ」
ジュール・ヴェルヌは「海底2万里」や「15少年漂流記」を書いたフランスのSF作家。
・・・がしかし怪しい・・・怪しすぎる・・・。
ノッポさんのような緑の帽子にはだけたシャツからみえる胸毛。
そして人に話すすきを与えない一方的な話かた・・・。正直に言ってしまった。
「あんたの話ぜんぜん分らんです。何言ってんの」
「おー君達は信じてないねー ウララ」
ポケットからヨレヨレのパスポートを引っ張りだすと開けて見せた。
「ほらね ココ ココ ベ・ル・ヌ ってかいてるでしょ。ほらベ・ル・ヌ」おっさんは目を細めた。
それってただ苗字が偶然同じだったとしか思えないが、それより一体どうやってあのセキュリティーを入ってきたんだろうというのが僕らの疑問だった。
もしやして湖を泳いできたんだろうか・・・・。
そこで海底2万里オヤジと命名。
海底2万里オヤジは調理の場所を聞くと闇に姿と消した。
そして数分後よく冷えたシャンパンのボトルを片手にニヤニヤしながら帰ってきた。
ポンと栓の抜ける音がすると人が集まってきた。
海底2万里オヤジは誇らしげにシャンパンを注ぎながら言うのであった。
「俺のじいさんは・・・・・。」
アヌシー5に続く
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